中断した勉強はどこから再開する?仕事の悩みから選び直す方法

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途中で止まった本や動画講座を見て、「そろそろ勉強を再開しないとな」と思う。

でも、どこまで覚えているか分からない。最初からやり直すのも面倒で、そのまま閉じてしまう。

私も、プログラミングの勉強はよく中断していました。その時々で、興味のあるものが違っていたんですよね。

なので、仕事の悩みを起点に、そのときにいちばん興味のあるものを進めるくらいの軽い気持ちでやっていました。

勉強を再開するときも、今の仕事で困っていることと、今やってみたいことから、取り組む内容を選び直してみてください。 前の教材の続きが、そのまま今の自分に必要とは限りません。

この記事では、その考え方をもとに、再開する内容と場所を決める手順を紹介します。主に、プログラミングやExcelなど、仕事に使うスキルを自分で学ぶ場合を想定しています。

目次

前の続きを開く前に、今もそれを学びたいか確かめる

再開する内容は、今の仕事の悩みと興味から選んで構いません。

前に勉強していたときと、今とでは、担当する仕事も興味も変わっているかもしれません。

以前はWebサイトを作りたかったけれど、今は毎月の集計作業を何とかしたい。こういう場合、まず取り組みたいのは集計のほうですよね。

これは説明用の例ですが、買った教材の順番を守ろうとすると、今の悩みにたどり着くまでに勉強することが増えてしまいます。

使っていた教材を開く前に、次のことを書いてみましょう。

今の学習テーマを選ぶ3つの問い
  • 仕事で、毎回面倒だと思うことや分からずに困ることは何か
  • その中で、今いちばん調べたり試したりしてみたいことは何か
  • まず何が一つできれば、手応えを確かめられそうか

「プログラミングを勉強する」より、「練習用のデータを読み込み、必要な項目を表示する」のように、やってみたい作業まで具体化します。

すぐに仕事へ結びつかなくても、興味があって学びたいものなら、それを選んでもよいと思います。仕事の悩みは、テーマを決めるための手がかりの一つです。

以前の教材を、今やりたいことに合わせて使い直す

今のテーマが決まったら、手元の教材のどこが使えるかを確認します。

テーマを選び直すたびに、新しい教材を買う必要はありません。

以前の本の目次や、講座の一覧を見てみてください。今やりたい作業の説明があれば、そこを再開の候補にします。過去のノートや練習ファイルも、使えるものがないか確認しましょう。

今の状態 選べる進め方
以前と同じことを学びたい 止まった場所の近くから確認する
教材の一部だけ今の仕事に使いたい 必要な章と、その前提になる章を選ぶ
興味も仕事の悩みも変わった 前の教材は保留し、今のテーマを選ぶ
今は学びたいことが浮かばない 再開を急がず、困った場面をメモしておく

中断した教材があることと、今それを終わらせる必要があることは別です。 使わない教材はいったん保留にして構いません。

ただし、資格試験や必修研修のように、期限と学ぶ範囲が決まっている場合は話が変わります。興味のある部分から始めても、必要な範囲を終える計画は別に立ててください。

また、古い教材では、画面や実行環境が今と違う場合があります。手順のとおりに進めないときは、教材の補足情報や公式の案内も確認しましょう。

どこまで戻るかは、小さな作業を試して決める

覚えているかを悩むより、使いたい範囲の簡単な例題で現在地を確かめます。

教材を見直すと、見覚えのある言葉が並んでいます。でも、見たことがあるだけでは、自分でできるかどうかは分かりません。

再開する候補の章から、短い例題を一つ選びます。いきなり難しい応用問題を選ばず、その章で何をするのか確かめられるものにしてください。

まずは解説を見ずに取り組み、止まったら必要な部分を見直します。

試した結果から戻る場所を決める
  • 見ずにできた:次の作業へ進む
  • 見ればできた:確認した箇所を残し、もう一度自分で試す
  • 見ても分からなかった:分からない言葉や操作が説明されている章へ戻る

プログラミングで、データを読む練習に戻りたい場合を考えてみます。ファイルの置き場所だけ分からないなら、その説明を確認します。コードの基本的な読み方から分からないなら、先に必要な基礎へ戻ります。

戻る範囲は、試してみてから決めればよいんです。「しばらく空いたから」という理由だけで、最初のページから全部やり直す必要はありません。

確認があちこちに飛び、何をしているか分からなくなってきたら、例題が大きすぎる可能性もあります。データの加工までまとめて試さず、まず読み込むところまで、というように作業を小さくしてください。

再開した日は、一つ試したら次の開始点を残す

再開の一回目は、次に何をすればよいか分かる状態で終えます。

久しぶりに勉強すると、「今日こそ遅れを取り戻そう」と予定を詰め込みたくなるかもしれません。

まずは、選んだ例題や一つの操作を試すところまでにしてみましょう。できなかった場合も、どこで止まったかが分かれば、次に確認する場所を決められます。

ここで残しておきたいのが、次回の自分に向けたメモです。

勉強を閉じる前のメモ
  • 今やりたいこと:この勉強で何を試したいか
  • 使った場所:教材の章・例題、練習ファイルの保存先
  • 今日できたこと:自分で確かめた結果
  • 止まったところ:まだ分からないこと
  • 次にやること:最初に手を動かす一作業

「次回:プログラミングの続き」では、また何をするか考えるところから始まります。「練習用ファイルを開いて、表示する項目を一つ変える」まで書いておきましょう。

次に勉強できそうな場面も決めます。平日にパソコンを開けないなら、休日に動かす作業を置き、移動中は必要な説明を読む、といった分け方もできます。休日の予定の立て方は、社会人が休日に勉強するための工夫で紹介しています。

また興味が変わったら、そのときに選び直せばいい

次に再開するときも、残したメモを見て、今の自分が取り組みたい作業を選びます。

仕事の悩みも、興味のあることも、ずっと同じとは限りません。

私がプログラミングの勉強でしていたように、そのとき興味のあるものを進めるくらいの軽さで始めるのも、一つのやり方です。

ただ、新しい教材を探すだけで毎回終わってしまうなら、今回は一つだけ手を動かしてから、続けるかを決めてみてください。できたことや難しかったことを材料に、次に学ぶ内容を考えられます。

以前の続きへ戻る。必要な章だけ使う。別のことを試す。どれを選ぶにしても、まずは「今、何をできるようにしたいか」からです。

中断した本を開く前に、今の仕事で気になっていることを一つ書いてみましょう。そこから使うページを選べば、勉強の再開も少し具体的になります。

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