「いくら残業しても仕事が片付かない」
「本当は定時に帰りたいのに、残業ばかりで全然自分の時間がない」
今日はそんなあなたに是非読んでいただきたい本5冊を紹介します。
仕事の効率化はサラリーマン・ビジネスパーソンの永遠のテーマですよね。
仕事に悩める方には、これからおすすめする5冊を読んでぜひ効率化のきっかけにしていただきたいです。
① 仕事が速い人ほどマウスを使わない!超速パソコン仕事術
まず、一冊目は「仕事が早い人ほどマウスを使わない!超速パソコン仕事術」(著者:岡田充弘、かんき出版)です。
4つの会社を経営しているにも関わらず、毎日18時には退社して家族との時間を持ち、趣味のトライアスロンにも精を出すというスーパー経営者である著者が実践するパソコン時短技の数々が収録された一冊。
会社員なら必ずといっていいほど使うパソコン。
パソコンを早く使うための設定方法から始まり、Excel・Word時短ワザ、フォルダ・ファイルの整理など、パソコンを使う会社員であれば、絶対に身につけるべきワザが記載されています。
パソコンの使い方が原因で仕事が遅くなる原因は大きく3つしかありません。
①マウスを使っているせいで遅い
「仕事が速い人ほどマウスを使わない!超速パソコン仕事術」岡田充弘(著)/かんき出版
②パソコン上で探しものをするから遅い
③パソコン自体が遅い
本書に書いてある方法を知れば、思わず「そんな方法あったんだ!」と叫んでしまうこと請け合いです。
明日から使えるパソコンスキルが凝縮された本書は、仕事の効率化をしたいサラリーマンには必読の一冊となっています。
②アウトルック最速仕事術
続いて2冊目は、「アウトルック最速仕事術」(著者:森新、ダイヤモンド社)です。
エクセルやパワーポイントといったソフトには確立されたスキルがあるのに、アウトルックにはない。そんな現状に疑問をもった著者がアウトルックを研究し、そのノウハウを凝縮した一冊。
最近では本屋でも見かけるようになったアウトルックの解説書の先駆けです。
エクセルと違ってコミュニケーションツールであるがゆえ、新入社員から経営陣までほぼ例外なく使うツールであり、一般に管理職になると触れる回数の減るエクセルのスキルの工場よりもアウトルックのスキル向上のほうが組織全体として得られる効果が大きい
「アウトルック最速仕事術」森新(著)・ダイヤモンド社
サラリーマン・ビジネスパーソンには必須ツールであるアウトルックを使って効率的に業務を行うノウハウが惜しみなく書かれています。
本書に記載されている10個のショートカットキーを習得すれば、メールの処理にかかっていた多くの時間を削減することが実感できます。
③0秒思考
続いては「0秒思考」(著者:赤羽雄二、ダイヤモンド社)です。
この本は先程までの2冊のようなスキル本ではありません。
マッキンゼーで14年間経営改革に携わり、さらにベンチャーの共同創業や経営支援に取り組んできた著者が提唱する頭をよくするためのトレーニング法である「A4メモ書き」について書かれた一冊となっています。
A4の紙を横書きにしてタイトル・日付・思いついたことをただひたすら書く。
実践する前の私は「そんなんで本当にいいの?」と思っていましたが、実際にやってみるとその効果を明らかに実感できます。
まだ試したことがないという方がおられたらぜひ試していただきたいです。
④鬼速PDCA
続いてご紹介するのは「鬼速PDCA」(著者:富田和成、クロスメディア・パブリッシング)です。
「鬼速PDCA」とは著者が証券マン時代から使っている造語で、現在は著者が代表を務める会社において企業文化としてい浸透している仕事の進め方のモデルです。
計画・実行・検証・調整の4ステップからなるPDCAサイクルを徹底的に極めた著者が、本当のPDCAはどのように行うものなのか?が記載された一冊です。
これを初めて読んだとき「私が今までやってきたPDCAは、なんちゃってPDCAなんだな」ということを強く印象づけてくれました。
PDCAの各ステップをどのように進めていくのかが具体的に書かれており、答えのない問題と常に戦うビジネスパーソンに必読といっていいでしょう。
⑤エッセンシャル思考
最後にご紹介するのは「エッセンシャル思考」(著者:グレッグ・マキューン、かんき出版)です。
「やらなくては」「どれも大事」「全部」できる
この3つのセリフが、まるで伝説の妖女のように、人を非エッセンシャル思考の罠へと匠に誘う。「やらなくては」ではなく、「やると決める」
「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン(著)・かんき出版
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」
この本は、1つの大事なことに集中する。そしてそのためには、「やらないことを決める」であるということが重要であるということを教えてくれます。
自分の人生に最も大事なものを取り出し、ほかはすべて捨てるという大胆な意識改革が必要である、と書かれています。
これを読むまでの自分は「全部やることが正しい」と本気で思っていました。
- 上司や同僚に頼まれた仕事は断らない
- 少しでも興味のあるプロジェクトには首を突っ込む
そんな自分は、全部をやろうとするがゆえに、すべての仕事で首が回らなくなり、成果も出すことができませんでした。
そして、さらに本当にやりたいことから遠ざかっていく・・・そんな悪循環の始まりです。
本書では、「より少なく、しかしより良く」ということがいかに重要であるかということを教えてくれます。
色々な仕事を抱えているというあなたにはぜひ読んでいただきたい一冊です。
まとめ
仕事の効率化を行うための良書を「明日から使えるスキル」「考え方」といった視点で紹介してみました。
すべてを自分の身につけるのは困難かもしれません。
ただ、1つでも2つでも自身に取り入れていただいて、仕事の効率化、ひいては豊かな人生を歩むためのきっかけとしていただけるとうれしいです。
以上です。
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