なぜ仕事ができる人の机はきれいなのか?|探す時間=ムダ

机をキレイにすれば仕事ができる理由

みなさんの周りにも机(デスク)に常にPCと電話しかないという方がいるのではないでしょうか?逆に、資料や付箋に埋もれて作業をしている人という人もいるかと思います。

仕事ができる人って机がものが少なくてスッキリしていませんか?

今回は、なぜ仕事ができる人の机がきれいなのかということについて解説したいと思います。

目次

結論:きれいに保つ仕組みを持っているから

結論からいうと、仕事ができる人は机をキレイに保つ仕組みを持っているから、です。
聞き馴染みのよい言葉でいうと「整理整頓」をしているから、です。

「仕事ができる」から「机がきれい」なのではありません。
「机がきれい」だから「仕事ができる」のです。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • 机の引き出しの中の文房具を置くスペースを決める
  • 定期的に不要となった資料は捨てる
  • 取り出した資料を元の場所に戻す
  • PCのデスクトップには、作成中の資料しか置かない

では、なぜわざわざこんなことをするのでしょうか?
理由は大きく2つあります。

机がきれいだと仕事ができる理由

理由① :ものを探す時間が減るから

理由② :集中力を保てるから

詳しくは以下で解説していきます。

理由①:ものを探す時間が減るから

理由の1つ目は、ものを探す時間が減るから、からです。

机が散らかっているとどういうことが起きるでしょうか?
ものを探す時間が増えてしまいますよね。

なかし
なかし

みなさんも忙しくて散らかってしまった机から
資料を探すのに時間がかかるって経験ありませんか?

ものを探すことだって仕事の一部だろ!って言われる方も中にはおられるかもしれません。

では、仕事の定義について見ていきましょう。
仕事は以下のように定義されています。

仕事(しごと、英語: work)とは、
物体に加わる力と、物体の変位の内積によって定義される物理量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なに物理学引用してんだよ、と思わないでください。

私はこれこそが本質だと思っているんです。
「加えた力によって、どれだけ変化させたか」
これが仕事です。

以下の方がイメージしやすいかもしれません。

仕事とは

付加価値の大きさ

では、「ものを探す」という行為はどうでしょうか?

  • 得意先からのメールを探すこと
  • お気に入りのペンを探すこと
  • 前回の会議資料をさがすこと

メールを見つけても、ペンを見つけても付加価値の大きさは変わりません。
「ものを探す」という行為は、なんの付加価値もないので、仕事ではないんです。

仕事でないと言うなら何でしょうか?
そうです。「ムダ」です。

1日10分間の探しものをすると年間で44時間もの時間を失ってしまいます。
これがもし20分なら?・・・恐ろしいですよね。

できる人というのは、この「ムダ」を極力排除するために、机をきれいに保っています。

理由②:集中力を保てるから

「人は目からの情報が80〜90%」ということは聞いたことがあるかと思います。

みなさんも作業の最中に目に飛び込んできた他の作成途中の資料を見つけて、
「あっ、こっちもやらなきゃ」と思って別の資料作成のことを考え始めてしまうってことありませんか?

そして、こう思うはずです。

なかし
なかし

あれ?なにしようとしてたんだっけ?

人間の脳は視覚情報をとても大事にしているので、今やっている作業と関係なくても目から情報が入ってくるとそれに反応してしまいます。

机の上に色々なものが置いてある状態だとどうしても色々な情報が視覚情報として脳に飛び込んできてしまうので、集中力が途切れ、結果的に作業が遅くなってしまいます。

一度途切れた集中力を取り戻すのは、とても難しいです。

できる人は、自身の集中力を途切れさせるリスクを極力排除するために、机をきれいに保っているんです。

まとめ

今回はなぜ仕事ができる人の机はキレイなのか?ということを解説しました。

最後におさらいです。

  • 仕事ができる人は「机をきれいに保つ仕組み」を持っている。
  • 理由は2つ
    • 理由① :ものを探す時間が減る
    • 理由② :集中力を保つことができる

みなさんも机をきれいに保って、仕事ができるようを目指していきましょう。

以上です。

なかし
なかし

あれ?
次の原稿どこにおいたっけ・・・

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