あーイライラする!
まぁまぁ、イライラしてもいいことありませんよ。
そんなNくんに今日は職場で簡単にできる解消を教えましょう。
働いていると、そんなこと思いたくないと思ってもどうしてもイライラしてしまうことってありますよね。
仕事相手や同僚、上司、自分に腹が立つということは仕事をしていく上では、避けては通れない道なのかもしれません。
それでも、そんな精神状態で仕事をするのって誰しもイヤですよね。
今回は、イライラの原因と仕事中に簡単に解消するためのコツをご紹介します。
イライラの原因|どんなときにイライラしてしまうのか?
人は万能ではありません。
何があっても気にしない日もあれば、どんな些細なことでも腹が立ってしまう日もあります。
でも、原因さえあらかじめわかっていれば、それに対して対処することができます。
まずは、仕事中にイライラしてしまう場面を思い返してみましょう。
圧倒的な仕事量
仕事量が自分の許容量をはるかに超えている場合、人は間違いなくイライラします。
人は適度なストレスがかかっている状態のときに最も良いパフォーマンスを発揮すると言われています。
ただし、これはあくまでストレスが適度な場合です。
過度な仕事量を抱え込んでいると、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」という焦りから、良いパフォーマンスを発揮することがきません。
責任感が強ければ強いほど、自分の力でなんとかしなければと考えてしまって、イライラする原因の一つとなってしまいます。
周囲に比べて自分の仕事量が多いという不公平感も人をイライラさせます。
迫っている納期・期限
資料作成の期限、製品の納期などが直前に迫っている場合もイライラしやすいです。
期限のない仕事は仕事ではありません。
そんなことは分かっていても、期限がギリギリに迫っていれば、焦りからイライラしてしまうのは当然です。
責任感の強いあなたであればこそです。
うるさい上司
突然仕事を振られたり、集中しているときに話しかけてくる上司。
これも職場でイライラしますよね。
人は自分でコントロールできない状況に置かれるとストレスを感じてしまいます。
それが、自分より立場の上である上司であれば、反抗することもできません。
仕事ができない同僚
そんなこと自分で調べてよ・・・みたいなことを聞いてくる同僚もいます。
自分にも仕事があるのに、遠慮なく話しかけてくる同僚や後輩。
イライラするのは当然です。
だってあなたの大切な時間を奪っているのですから。
仕事が全然進んでいないのに、おしゃべりばかりしている同僚を見たときもイライラしてしまいますよね。
うまくいかない自分
うまくいかない自分にもイライラすることはありますよね。
「もっとうまくできるはずなのに・・・」
理想と現実のギャップに悩むサラリーマンも多いハズ。
仕事で失敗してしまったり、それが続いてしまうと自信を失ってイライラしてしまうのも当然です。
順調に進むだけの仕事なんてないのは当然ですが、避けることはできませんよね。
仕事中にできるイライラ解消法
こういった場面にあったらどうすればいいのでしょうか?
まさか周囲に当たり散らすわけにもいきませんし、そのまま仕事を続けていても精神衛生上よくありません。
間違いなく仕事のパフォーマンスも下がります。
今回は私が実践してみて効果のあった方法を紹介します。
6つ数える
「アンガーマネジメント」という言葉をご存知でしょうか?
人の怒りのピークは6秒であるというもので、6秒さえ過ぎてしまえば、その怒りというものはどんどんと下がっていきます。
上司からの突然の仕事の依頼、同僚からの変な質問などがあると、どうしても怒りにも似たイライラを覚えてしまうものです。
ですが、そのとき怒りを出すことをこらえてまずは6つ数えてみてください。
「1、2、3、4、5、6」
これだけで、いわゆる「キレる」というような怒りは過ぎ去っていきます。
根本的なイライラまではなくすことができないかもしれませんが、怒っている姿を同僚や上司に見られて自分の評判が下がってしまうという事態は避けることができます。
仕事をしていればイライラすることもあると割り切って、なにか腹の立つことがあれば、まず心の中で6つ数えてみてはいかがでしょうか?
イライラを書き出す
社会人たるものイライラしたからといってその気持ちを周囲にぶつけていいというものではありません。
ではどうするか?
紙に今の思いを思いつくままに書き出してください。
紙をあなたのイライラのサンドバッグだと思って、思いつくままに書いてください!
さぁ!あなたの怒りを紙にぶつけるのです!
- なんでイライラするのか?
- どうして上司は私の主張を聞き入れてくれないのか?
- 私はなぜ評価されないのか?
- 私にばかりなぜ仕事が振られてしまうのか?
このようなテーマで理由を書き連ねていくと、本当にスッキリします。
これは、有名なビジネス本である「0秒思考」でもおすすめされている手法です。
実際にやってみたことがない方はピンと来ないかもしれませんが、騙されたと思って一度やってみてください。
自分の気持ちを自分の外に吐き出すというのは、思ったよりも心地よいものです。
紙に書いてみると自分の気持ちを客観視できますし、「なんだ、自分のイライラなんて案外大したことないな」と思うこともあると思います。
思い切ってあなたのイライラを紙にぶつけてください。
紙なんて誰も見ないので、気にすることはありませんよ。
席を立つ
イライラしたときには席を立つ
これを何度か繰り返してみましょう。
トイレに行くのも構いませんし、コーヒーを淹れにいくのも構いません。
その場から緊急避難してください。
少しでも見える景色が変われば、気分転換になります。
イライラしている状況を少しでも変化させれば、気持ちが落ち着きます。
うるさい上司、仕事のできない同僚から一度距離をとってみてください。
少し席を離れたぐらいで、あなたの仕事は遅れたりしませんよ。
片付けなどの単純作業
デスクトップや机の片付けをしてみましょう。
人は単純作業をしていれば、頭が空っぽになります。みなさんも経験ありませんか?
私の仕事に対するイライラがピークに達していた3年前、イライラするたびに片付けをしていたら一日でデスクトップがスッキリし、デスクの周りから不要なものが完全に消えました。
振り返ってみれば、ほぼ一日中片付けをしていたようです。
それでも、机の周りやデスクトップがスッキリすると自然と気持ちも落ち着きます。
イライラしたら片付けをする。
これを習慣付ければ、イライラも解消されるし、机もキレイにあるしと悪いことばかりではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
仕事をしていく上でイライラはつきものです。
なくすことができればいいのですが、人と一緒に仕事進めていく上でイライラすることをゼロにするというのは難しいかもしれません。
そんなときは今回紹介した方法を一度試してみてください。
イライラと上手に付き合うのがあなたの仕事を上手に進める第一歩かもしれませんよ。
- イライラ解消法
- 6つ数える
- イライラを片っ端から紙に書き出す
- 席を立つ
- 片付けなどの単純作業をする
以上です。
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