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生成AI時代に、社会人は何を勉強すればいい?
会社員生成AIがあれば、もう勉強しなくてもいいのかな?
それとも、ClaudeやChatGPTの使い方を勉強した方がいいのかな?
こんな疑問を持っていませんか?
生成AIは、文章を書いたり、情報を整理したり、アイデアを出したりする作業をかなり速くしてくれます。
一方で、実際に仕事で成果を出している人は、生成AIの知識だけで活躍しているわけではありません。
営業なら顧客や商品に関する知識、経理なら会計の知識、マーケターなら市場や顧客心理に関する知識があります。
そのうえで、資料作成や情報整理などの作業を生成AIに任せているんです。
AIは「何を作るべきか」「その答えは正しいか」「自社で使えるか」を、すべて判断してくれるわけではありません。
だから、生成AI時代の社会人学習では、次の3つを組み合わせることが大切だと考えています。
- 実際の仕事でドメイン知識を蓄える
- ビジネスの基礎や幅広い教養を学ぶ
- 生成AIで知識や作業を組み合わせ、成果に変える
私は品質保証部で仕事をしていますが、現在は生成AIを使ったアプリ開発を主に担当しています。
これまで勉強してきたプログラミングの知識と、品質保証部で身につけた業務知識を組み合わせながら、仕事の効率化や業務改善に取り組んでいます。
そのため、AIを使うときも「それらしい答えが返ってきたか」だけでは判断しません。
前提条件は正しいか。根拠は確認できるか。別のケースでも再現できるか。実際の仕事で使って問題が起きないか。
こうした確認をして初めて、AIの出力を仕事で使えると考えています。
この記事では、忙しい社会人がオンライン学習サービスを選ぶときの考え方と、おすすめのサービスを紹介します。

先に結論を言うと、何を学ぶかまだ決まっていない人には「GLOBIS 学び放題」、Claudeなど特定の生成AIを使いたい人には「Udemy」がおすすめです。
社会人向けオンライン学習サービスの結論
| 目的 | おすすめサービス | 向いている人 |
|---|---|---|
| ビジネスの基礎を幅広く学ぶ | GLOBIS 学び放題 | 何を学ぶか決まっていない人 |
| ClaudeやChatGPTをピンポイントで学ぶ | Udemy | 学びたいテーマが決まっている人 |
| 低価格で学習習慣をつくる | Schoo | まず安く始めたい人 |
| 生成AIを本格的に業務へ導入する | DMM 生成AI CAMP | メンターや実践課題が必要な人 |
| 資格を取得する | スタディング | 資格試験を目標にする人 |
迷っているなら、まずGLOBIS 学び放題をおすすめします。
生成AIの使い方は後から必要なものだけ学べます。しかし、会計、マーケティング、論理思考、マネジメントといった基礎知識は、短期間で一気に身につくものではありません。
一方で、「Claudeで資料作成を効率化したい」「ChatGPTでExcelデータを分析したい」のように目的が決まっているなら、Udemyで最新講座を1本だけ選ぶ方が早いです。
社会人のオンライン学習は「基礎+スポット学習」が現実的
生成AIは移り変わりが速いです。
去年まで使えた機能が変わったり、新しいモデルやAIエージェントが登場したりします。半年かけて完璧に学んでいる間に、画面や機能が変わってしまうこともあります。
そのため、生成AIは長期間かけてすべてを学ぼうとするより、必要なときに必要なものだけをスポットで学ぶ方が現実的です。
例えば、次のような学び方です。
- 「会議資料を作る時間を減らしたい」と決める
- ClaudeやChatGPTの資料作成講座を1本受講する
- その日のうちに自分の仕事で試す
- うまくいかなかった部分だけ追加で学ぶ
これは、英語や会計のような基礎学習とは違う学び方です。
GLOBISのようなサービスで変わりにくい知識を継続的に学び、Udemyのようなサービスで変化の速いツールを必要なときに学ぶ。
この組み合わせが、社会人には使いやすいと思います。
社会人におすすめのオンライン学習サービス5選
1. GLOBIS 学び放題:ビジネスの基礎を幅広く学びたい人向け
社会人のオンライン学習で、まずおすすめしたいのがGLOBIS 学び放題です。
GLOBIS 学び放題は、マーケティング、会計、リーダーシップ、論理思考、マネジメントなど、仕事に役立つビジネススキルを動画で学べるサービスです。公式サイトでは、ビジネスの基礎から生成AIまで幅広い講座を提供しています。
個人向けの料金は、年間プランが月あたり1,700円、半年プランが月あたり1,900円です。7日間の無料体験も用意されています。料金や講座数は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
GLOBIS 学び放題がおすすめの理由
生成AIが普及すると、「知識を覚えること」の価値が下がるように感じるかもしれません。
しかし、実際には逆です。
AIに何を聞けばいいのかを決めるには、仕事の前提知識が必要です。AIの回答が正しいかを判断するにも、専門知識が必要です。複数の案からどれを採用するか決めるにも、ビジネスの基礎が必要になります。
例えば、AIにマーケティング施策を考えてもらったとします。
マーケティングの知識がなければ、出てきた施策が顧客の課題に合っているのか、費用対効果があるのか、実行可能なのかを判断できません。
AIの回答を仕事の成果へ変えるには、AIの外側にある知識が必要です。
私自身、品質保証部で生成AIを使ったアプリ開発を行っていますが、AIにコードを書いてもらうだけではアプリは完成しません。
これまで学んできたプログラミングの知識があるからこそ、AIにどのような指示を出せばよいか、出てきたコードがどのような処理をしているか、修正した場合に別の部分へ影響がないかを確認できます。
さらに、品質保証部の業務を知っているからこそ、現場のどの作業を効率化すべきか、どのようなチェックが必要か、改善後も品質を保てるかを考えられます。
生成AIは、私が持っていたプログラミング知識や品質保証の知識を置き換えたのではありません。それらを組み合わせて、これまでより速くアプリを作り、業務改善へつなげるための道具になっています。
GLOBIS 学び放題は、自分の専門分野だけでは得にくい視点を補ってくれます。
こんな人におすすめ
- 何を勉強すればいいか決まっていない
- ビジネスの基礎を体系的に学びたい
- 職種を問わず使える知識を身につけたい
- 生成AIの回答を判断できる土台を作りたい
- 通勤時間や寝る前に少しずつ学びたい
GLOBIS 学び放題の注意点
講座数が多いので、目的を決めずに登録すると、動画を見るだけで終わる可能性があります。
最初からすべての講座を見ようとせず、「今の仕事で困っていること」を一つ決めてください。
例えば、会議をうまく進めたいならファシリテーション、数字に強くなりたいなら会計、企画を通したいなら論理思考やマーケティングから始めるとよいでしょう。
何を学ぶかまだ決まっていない人ほど、最初の1週間でいくつかの分野を試して、自分の仕事に関係しそうなテーマを探す使い方がおすすめです。
2. Udemy:Claudeなどを必要なときにスポットで学ぶ人向け
Udemyは、講座を1本ずつ購入して学べるオンライン学習サービスです。
ビジネス、プログラミング、Excel、データ分析、マーケティング、生成AIなど、幅広いジャンルの講座があります。
生成AIのように内容が変化しやすい分野では、Udemyの買い切り型が使いやすいです。
Claudeの講座も増えている
Udemyには、Claudeの基本操作、プロンプト、Projects、Artifacts、セキュリティ、Claude Code、AIエージェントなどを扱う講座があります。
ただし、Claudeの講座を選ぶときは、講座数だけで決めないでください。
- 最終更新日が新しいか
- 受講者数やレビュー数が十分か
- 自分の目的に合っているか
- 実際の画面や作業を扱っているか
- セキュリティや情報管理にも触れているか
を確認しましょう。
Udemyの使い方
「生成AIを勉強しよう」と考えて、いきなり何十本も購入する必要はありません。
まずは、仕事や日常生活の目的を一つ決めます。
- 会議の議事録を整理したい
- メールの下書きを作りたい
- Excelのデータを分析したい
- 企画書のアイデアを出したい
- 英語の練習相手がほしい
このように目的を具体化して、その目的に合う講座を1本だけ選びます。
生成AIは、講座を見終わってから使うのではなく、受講したその日に使ってみるのが大切です。
こんな人におすすめ
- ClaudeやChatGPTなど使いたいツールが決まっている
- 仕事で解決したい課題が明確にある
- 月額サービスを増やしたくない
- 必要なテーマだけ安く学びたい
- プログラミングやExcelなど専門スキルを学びたい
Udemyの注意点
講座数が多いため、選ぶこと自体に時間がかかります。
また、セールで安くなっているからといって、必要のない講座を大量に買うと、結局見ないまま終わってしまいます。
「今週使う講座を1本だけ買う」というくらいでちょうどいいと思います。
3. Schoo:低価格で学習習慣を作りたい人向け
Schooは、社会人向けのオンライン動画授業サービスです。
無料で参加できる生放送授業があり、有料のプレミアムプランでは録画授業も見放題になります。
プレミアムプランは月額980円、年額9,800円です。現在は9,000本の録画授業が案内されています。
Schooのメリット
Schooのよいところは、生放送による時間の決まった授業があることです。
オンライン学習は自由な反面、「いつでも見られるから、今日は見なくてもいい」となりがちです。
生放送なら時間が決まっているので、学習のきっかけを作りやすくなります。
生成AI、ChatGPT、Claude、Excel、マーケティング、仕事術など、会社員が興味を持ちやすいテーマの授業もあります。
こんな人におすすめ
- できるだけ安く始めたい
- 一人で動画を見ると続かない
- 生放送で講師に質問したい
- いろいろな分野を少しずつ試したい
- まずオンライン学習が自分に合うか確認したい
Schooの注意点
幅広い授業がある分、専門スキルを一つ深く身につけたい人には物足りない場合があります。
「まず学習習慣を作る」「自分が何に興味があるか探す」という使い方に向いています。
4. DMM 生成AI CAMP:生成AIを業務へ本格導入したい人向け
生成AIを本格的に学び、業務へ組み込みたい人には、DMM 生成AI CAMPという選択肢があります。
公式サイトでは、約1,000レッスン、プロのメンターへの相談、AIチューター、コミュニティなどを提供しています。Claude Code、Dify、生成AIエンジニア、マーケティングや営業向けのコースもあります。
料金はプランによって異なりますが、月額制プランは月額16,280円(税込)と、UdemyやSchooより高額です。
DMM 生成AI CAMPがおすすめの人
- 生成AIを業務へ本格的に導入したい
- 独学だと途中で止まってしまう
- 分からないことをメンターに質問したい
- AIエージェントやClaude Codeまで学びたい
- 生成AIを使った成果物を作りたい
DMM 生成AI CAMPの注意点
生成AIの基礎操作だけを知りたい人には、料金が高く感じられるかもしれません。
まずUdemyやSchooで基本を試し、それでも独学が難しい場合に検討する方がよいでしょう。
また、会社の業務データを使う場合は、勤務先のルールや情報管理方針を必ず確認してください。
5. スタディング:資格取得を目標にする人向け
資格取得を目的にするなら、スタディングが候補になります。
中小企業診断士、簿記、IT資格、社労士、公務員試験など、資格ごとの講座が用意されています。
動画、テキスト、問題演習をスマートフォンで進められるため、忙しい社会人でもスキマ時間を使いやすいサービスです。
資格学習では、オンライン学習を始めることより、試験日に合格することが重要です。
そのため、講座の分かりやすさだけでなく、問題演習、進捗管理、試験日までのカリキュラムがあるかを確認しましょう。
こんな人におすすめ
- 資格試験に合格したい
- 学習範囲を自分で決めるのが苦手
- 問題演習をスマホで進めたい
- 受験日という締め切りがあった方が続く
資格が目的ではなく、仕事の基礎を幅広く学びたい人には、GLOBISやSchooの方が向いています。
会社で生成AIが使えない場合はどうする?
会社によっては、生成AIの利用がまだ制限されている場合があります。
その場合、会社のルールを無視して使う必要はありません。機密情報や個人情報を、個人の生成AIサービスへ入力するのは避けてください。
ただし、生成AIは使いながら上達する部分も大きいので、許可された範囲で日常的に触れておくことをおすすめします。
例えば、次のような用途です。
- 旅行や休日の計画を立てる
- 読んだ本の内容から確認問題を作る
- 資格学習の練習問題を作る
- 自分の文章を分かりやすく言い換える
- 英語やプレゼンの練習相手にする
- アイデアを壁打ちする
- 公開情報を整理する
生成AIの使い方は、知識として読むだけでは身につきません。
どんな指示なら答えが変わるのか。どこまで具体的に条件を書くべきか。回答のどこを疑うべきか。
こうした感覚は、実際に使って、失敗して、指示を直すことで身についていきます。
会社で正式に利用できるようになったとき、普段から使っている人と初めて触る人では、スタート地点が変わります。
品質保証の考え方で生成AIを使う
私は品質保証部で仕事をしており、現在は生成AIを使ったアプリ開発を主に行っています。
プログラミングの知識と品質保証部としてのドメイン知識を組み合わせ、業務効率化や改善に取り組んでいると、生成AIの便利さだけでなく、限界も見えてきます。
品質保証では、結果が出たことだけでなく、その結果が正しいか、再現できるか、問題が起きた場合に原因を追えるかを確認します。
これは、生成AIを使ったアプリ開発や業務改善にも、そのまま役立ちます。
例えば、AIにコードを書いてもらった場合でも、動いたから終わりではありません。
想定していない入力でエラーにならないか。処理結果が正しいか。使う人が迷わないか。修正によって別の機能が壊れていないか。
こうした確認を行い、必要であればテストや仕様を見直します。
AIに任せる作業が増えるほど、人間には「何を作るかを決める力」と「結果を検証する力」が必要になります。
AIが出した答えを、そのまま仕事で使ってはいけません。
次の項目を確認してください。
- 事実と推測が混ざっていないか
- 出典や根拠を確認できるか
- 抜け漏れがないか
- 自分の業務条件に合っているか
- 機密情報や個人情報が含まれていないか
- 同じ条件で似た結果を再現できるか
- 最終判断を人間が行ったか
生成AIを使いこなすというのは、派手なプロンプトを知っていることではありません。
必要な条件を伝え、結果を確認し、足りない部分を修正し、再び使える形にすることです。
「AIに任せる」と「AIに丸投げする」は違います。
オンライン学習で失敗しない5つのコツ
1. 学ぶ目的を成果物で決める
「生成AIを学ぶ」ではなく、「会議資料の下書きを作れるようになる」と決めます。
目的が具体的になるほど、選ぶ講座も少なくなります。
2. 最初から複数のサービスを契約しない
GLOBIS、Udemy、Schooを全部契約すると、どれも中途半端になりがちです。
何を学ぶか決まっていないならGLOBIS、目的が決まっているならUdemy。このルールで十分です。
3. 無料体験では講座より続けやすさを見る
無料体験で確認するのは、講師の話し方だけではありません。
- スマートフォンで見やすいか
- 倍速再生ができるか
- 学習履歴を確認できるか
- 通勤時間に使いやすいか
- 講座を探しやすいか
を確認しましょう。
4. 学んだ当日に仕事や生活で使う
動画を見て満足してはいけません。
学んだ内容を、その日のうちに一度使ってみます。うまくいかなければ、そこから追加で学べば大丈夫です。
5. 定期的にサービスの内容を見直す
生成AI講座は、内容が古くなる可能性があります。
講座の最終更新日や、現在の公式サービスの機能を確認して、必要であれば新しい講座へ乗り換えましょう。
私がおすすめする学習の組み合わせ
最後に、私なら次のように使い分けます。
何を学ぶか決まっていない場合
まずGLOBIS 学び放題で、会計、マーケティング、論理思考、マネジメントの中から、自分の仕事に関係する分野を探します。
ClaudeやChatGPTを使いたい場合
Udemyで目的に合った最新講座を1本購入します。
「Claudeを学ぶ」のではなく、「Claudeで議事録を整理する」「Claudeで企画の壁打ちをする」のように、仕事の目的を決めてから選びます。
一人では続かない場合
Schooの生放送や、DMM 生成AI CAMPのメンター制度を検討します。
資格を取りたい場合
スタディングで、試験日までのカリキュラムと問題演習がある講座を選びます。
まとめ:迷うならGLOBIS、目的が決まっているならUdemy
私自身、生成AIの知識だけでアプリを作っているわけではありません。
プログラミングを勉強してきた経験があるから、AIにコードを書いてもらったときに、どこを修正すべきか、どこにリスクがあるかを判断できます。
また、品質保証部の仕事をしているからこそ、作ったアプリが現場の業務に合っているか、想定外のケースで問題が起きないか、使う人にとって本当に役立つかを確認できます。
生成AI時代に強いのは、AIだけに詳しい人ではありません。
自分の仕事に関するドメイン知識を持ち、幅広い知識や教養で視野を広げ、生成AIでそれらを組み合わせて成果に変えられる人です。
社会人のオンライン学習では、次の考え方がおすすめです。
- 実際の仕事でドメイン知識を蓄える
- GLOBISで幅広いビジネス知識と教養を学ぶ
- 生成AIは日常生活など安全な範囲で普段から使う
- 必要なAI機能はUdemyでスポット学習する
- 会社で利用するときはルールと情報管理を守る
- 品質保証のように、AIの出力を検証してから使う
何を学ぶかまだ決まっていないなら、まずGLOBIS 学び放題を選んでください。
すでに「Claudeで資料作成を効率化したい」「ChatGPTでデータ分析をしたい」のような目的があるなら、Udemyで最新講座を1本だけ選びましょう。
自分の知識にAIを掛け合わせることで、今まで一人では時間がかかっていた仕事も、より速く、より広く、より深く進められるようになります。
まずは、自分が今の仕事で一番時間を使っている作業を一つ挙げてみてください。
その作業を減らすために、何を学ぶべきかを決めるところから始めていきましょう。


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